看護師として働くにあたって求められる資質には様々なものがあります。
数あるものの中でもあらかじめ身につけておきたいのが、まずは体力です。
看護師の仕事は、他の職種と比べても非常にハードです。特に夜勤を伴う看護師の場合には、昼夜が逆転する生活を平気でこなせるようなタフな体力が求められます。
そのような体力は一朝一夕に身につけられるものではないので、看護師を目指すのであれば常日頃からランニングをしたり、ジムに行ってトレーニングしたりするなどして、人並み以上になるように体力強化に励んでおくとよいでしょう。
また、強い精神力も看護師として働き続けるうえで大切な資質です。
仕事をするうえで、重篤な患者の看護に従事するといった困難に見舞われる可能性は少なくないため、いかなる難局であっても切り抜けられるような強靭な精神力を備えておく必要があります。体力と違って精神力を鍛える決まった方法があるわけではありませんが、看護師として働くことの使命感を自分なりに持っていれば、少々の困難でくじけたりはしないでしょう。
さらに、看護師は医師や患者をはじめ数多くの人々とやり取りをする仕事なので、高いコミュニケーション力も求められます。
患者の容態を分かりやすく簡潔に医師に伝えたり、治療の内容や薬剤の効能を医療知識のない患者でも分かるように説明りたりといったことができなければ看護師の仕事は務まらないため、プレゼンテーションの機会があれば、積極的に参加するなどして力をつけるようにしましょう。